フォト

Books

無料ブログはココログ

2番線【Part 2】

2017年4月15日 (土)

TOEFL ITPテストでTOEIC Part 2/3の高地トレーニング

TOEIC Part 2とPart 3の会話問題に強くなるには、TOEFL ITPリスニング対策書が高地トレーニングとして使えるかもしれません。

「ITP」テストです。一般受験の iBTテストではありません。名前が似ていて紛らわしいですが、テストの内容は違います。

ITPテストは団体受験のみ。昔のTOEFL PBT(ペーパーベースドのテスト)を使用しています。現在は大学などで、留学生選考や進級の判断のために利用されることが多いようです。

ITPテスト対策書のリスニング問題を解いてみました。
Part Aというセクションでは、短い会話(TOEIC Part 2とPart 3の中間あたり)を聞いて、設問に答えます。問題冊子に選択肢だけ印刷されています。はい。選択肢だけ。つまり、設問が印刷されていません。選択肢を先読みしておき、読み上げられた設問を瞬時に理解して解答します。それが30問続きます。

サンプル問題はこちら
http://www.ets.org/toefl_itp/content/sample_questions/level1_section1_listening_comprehension

この設問にある
What does the woman imply?
What does the man mean?

これらは、TOEIC新形式で導入された「意図問題」に似ていますよね。
そうです。設問の文言は少し違うけれど、設問の"意図"はまさに意図問題そのものです。ほかの問題も、発言内容から推測して解答するものが多く、このセクションでは会話の聞き取り力だけでなく、文脈を理解する力を測られていることがわかります。

この問題が30問、Part 2のザッピング形式で矢継ぎ早に質問されます。しかも、設問は印刷されていません

かなりの高地トレーニングだと思いませんか?

 意図問題に出てくる英語的な表現が苦手、
 選択肢の先読みなどもってのほか、
 Part 2のザッピング出題についていけない、
 ほのめかし表現に心が折れそう

という方、TOEFL ITP(iBTではありません)の対策書を書店でチラっとチェックしてはいかがでしょうか。

…私は「設問が印刷されていない」時点で、早くも心が折れました。

Img_2115

南武線。本文とは関係ありません。

2016年1月 7日 (木)

ウルトラマンスタンプラリー

Img_8095_2

五反田駅でウルトラマンスタンプラリーの台紙を手にいれました。せっかくだから押していこう。あれ、ラリーのスタンプ台がどこにもない…?

そんなときの、パート2問題をどうぞ。

Where can I stamp my booklet at this station?
(A) Yes, once in a while.
(B) You have to wait until Tuesday.
(C) About two weeks.

問いかけがWhere(どこ)ではじめる場合は、(A)のようにYesや、Noで返すと不自然なやりとりになります。場所を答える選択肢はありませんが、「どこでスタンプできるか」の問いに「待たなくてはいけない」つまり「まだスタンプできないよ」と受けている応答(B)が正解です。場所を尋ねられながらも「スタンプを押す」という行為にフォーカスした少しひねりのある応答でした。これがやりとりとして成立すると気づくには、冒頭の1語だけを意識するのではなく、全体から質問者の意図を理解できるかどうかがカギになります。

実際の場面ではきっと、「みどりの窓口前に設置される予定です」のような場所情報が補足されるでしょう。昨日はちょうどスタンプ台をみどりの窓口前に設置している最中、is being installedでした。ラリー期間は1月12日から2月26日まで。

Fullsizerender_2

この駅ではどこで冊子(スタンプ台紙帳をこう表現しました)に押印できますか?
(A) はい、ときどき。
(B) 火曜日まで待たないといけませんよ。
(C) 2週間くらいです。


英文校正:Neil Colledge

2015年5月27日 (水)

TOEIC Part 2 つぶやきへの応答

TOEICの得点源とも言われるPart 2ですが、30問の後半には解きにくい問題が登場します。解きにくい問題として挙がるのは「平叙文」問題、つまり質問でない形で話しかけられて、それに正しく応答しているものを答える問題です。返事のパターンが多すぎて次の展開を予想することが難しいうえ、応答を聞いてからはじめて「この人は助けが欲しかったのか。」と問いかけの意図がわかったり、「この2人は同僚なのか」と背景が読めたりするわけです。
今日は平叙文のつぶやきに対してどのような反応があり得るか考えてみましょう。

1. The Yamanote Line service has been suspended since yesterday.
(昨日から山手線が運行を見合わせているよ)
と同僚が言いました。

その同僚と山手線を使ってクライアントのところに行くことになっていれば
(A) We should find an alternative route, then.
(じゃあ、他の行きかたを探さなきゃ)

そんな長い間運転を見合わせているなんて。いったい何があったの?と原因を知りたいときは
(B) What happened?
(何が起きたの?)

本当によく止まるわよね、と呆れているなら
(C) That's the third time this year.
(今年に入って3回目よ)

などの返答が考えられます。相手の言う内容を受けて何かを主張したり、情報を得るために質問をしたり、単に感想を述べたりなど、その役割もさまざまです。平叙文問題を復習するときには、単語の意味を追うだけではなく、どんなシチュエーションでその応答をしているのか、一歩想像の幅を広げてみましょう。より生き生きとした表現として英文が頭の中に入ってきますよ。

(英文校正:Neil Colledge)