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2016年12月

2016年12月12日 (月)

ジェフ・リンズィ先生の発音セミナーに参加しました

12月3日に、Q-Leap主催の発音セミナーに参加しました。講師は、ロンドン大学の発音コーチであり、脚本家であり、犯罪捜査の発音分析家でもあるGeoff Lindsey先生。俳優に発音指導もしている、音声学のプロ中のプロの先生です。
参加者は10名限定。これは、参加者の発話からその人の発音の癖を観察し、丁寧にフィードバックするから。6時間みっちりと、伝わりやすい発音について講義を受け、実際声を出し、鏡で口の形を確認しながら、自分の出す音と先生の音を近づけていきました。

このセミナーでわかったこと。
 緊張すると、喉が硬くなって話しづらいのですね!

何を当たり前のことを…と思うでしょうが、普段一人で音読練習をするときはスラスラと言えるようなフレーズでも、評価される前提で、10名の受講者の前で一人で発話するとなると、失敗しちゃいけない心理が働いて、めちゃくちゃ下手な英語になっていたことがショックでした。イントネーションも、強弱も、発音も乱れていました。

これ、私が時々開催する音読ワークショップで見かける状況と似ています。集中して練習しているときは比較的スムーズに言えているのに、私が目の前で聞き始めたとたんに、口の動きが硬くなり、失敗してしまうのです。そんなときは、いったんスルーして、再び視界に入らぬよう背後から音読の様子を聞くようにしています(不気味ですみません)。これからも、私の見回りがプレッシャーとなってネガティブな影響を与えないように、気をつけなくてはいけない、と思いました。

「ネイティブらしく話す」という意識よりも、「ネイティブや、世界中のノンネイティブに言いたいことが伝わるように話す」ことが大切なのを再認識できたのは、貴重な体験でした。

さて、あっという間の濃い6時間のあとは、懇親会。そこで、先生がおっしゃっていた、東京の鉄道アナウンスの話が興味深かったです。

「次の~駅で○○線、○○線、○○線にお乗換えください」という案内の英語は、個々の単語の発音は完璧にネイティブだが、全体のイントネーションに違和感があるのだそう。

Marunouch Line、Toei Shinjuku Line、Oedo Line…と続くとき、みなさんはどこに音の際立ちを置きますか?

アクセントは、強調したい単語に置きますよね。何線に乗り換えるのか知りたいのだから、Marunouchi、Toei Shinjukuのように固有名詞の部分をはっきりと聞き取りやすく話したほうが、相手に情報が伝わります。ところが、ジェフ先生によると、ある鉄道会社のアナウンスはLineの単語が固有名詞よりも際立って発音されており、聞き取りにくいとのだそうです。

なるほど、言われてみれば…。
みなさんも、英語アナウンスが流れてきたら、伝えたい単語にアクセントが置かれているか、観察してみてくださいね。

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